がん検診の担当医
友人が乳がんに倒れて、治療を受けるようになってから、自分も不安になって病院で検診を受けてきた。乳がんの検診は、触診とマンモグラフィー。大きな総合病院に行ったので、乳がん検診の触診の際に、担当医の横に研修医がいるのが、なんともイヤだった。乳がんの検診は外科で受けたのだけど、医師は男性。診察台に横になり、がんのしこりがないかどうか、乳房に触れながら調べられる。いくらがんの検診のためとはいえ、女医さんのいる病院を選べばよかったとかなり後悔。
乳がん検診の第2ステップ、マンモグラフィーの技師は女性だった。それはよかったけれど、乳房を板のようなもので挟んで薄くして、がんがないかどうか調べるわけで、これが、痛い。がんの有無を調べるためには、こんな思いをしなくちゃいけないのか。ここで急に、もしがんが見つかったら、という不安に襲われた。
乳がん検診の結果は、また後日病院に行って聞くことになった。それまでの2週間、もしもがんがあったら…と心配しながら過ごすわけだ。これって、がん検診の難点だと思う。がん検診から診断までまるで生殺しのようだ。
もっとも、もし友人が乳がんに罹っていなかったら、ここまで私も不安にはならなかっただろう。身近な友人が乳がんになったことで、私自身も急に不安になったのだ。友人と同じだけ、がんも身近に感じるようになったから。
結果的に、私には乳がんは見つからなかった。乳がんがないと知って、もちろん安心したけれど、100%の安心じゃない。他の箇所にもがんがないとは限らないのだから。これからは定期的にがん検診を受けようと決めた。がんで死にたくないし、できれば治療もしたくない。