がん治療と友人

乳がんの友人が治療を受けた。私も乳がん検診を受けてみた。マンモグラフィーやがんと小児科病棟、治療とホスピス、治療後の妊娠・出産のこと。

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がんともう1人の友人

がんと妊娠・出産

ここまで乳がんの友人のことを取り上げてきた。実は、私の友人にもう1人、がんと闘っている人がいる。彼女は数年前、体のある箇所にがんの腫瘍ができ、摘出手術による治療を受けた。その後、がんの再発はしていないが、最近になってお腹に赤ちゃんを授かった。彼女もご主人もとても喜んでいたのだけれど、がん治療の主治医から出産のストップがかかったのだ。

私は詳しいことは知らないけれど、妊娠・出産によって、がんの再発を招かないとも限らないという。妊娠や出産は、がんと関係があるのだろうか。それとも、がんの再発の兆しがあったときに、妊娠していたら治療ができないということを危惧してのことなのか。

友人夫婦は相当悩んで、結局、がん再発の恐れがあっても妊娠を継続するという結論を出した。何年も子供ができず、やっと授かった命を、「がんごときで諦めたくはない」と、彼女は言った。なんて強い人だろう。私だったら、自分ががんになるかもしれない危険を押してまで、出産に踏み切れるだろうか。出産を終えるまで、がんの治療ができないと分かっていて、妊娠を継続できるだろうか。がんなんか恐れないと言い切る友人が、眩しく見え逞しく感じた。

今、彼女は妊娠8カ月で、今のところがんの再発もなく、大丈夫だという。これでもうがんの心配がなくなったという訳にはいかないが、何はともあれ本当によかった。あと2カ月、どうかがんの再発など起こらず、無事に赤ちゃんが生まれますように。近頃の私は、友人2人のがんが再発しないよう、毎晩のように祈ってばかりいる。

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